会社内のルールやお気に入りの読みやすいフォントなど、使用するフォントがあらかじめ決まっている場合、アプリを起動するたびにフォントを再設定するのは、とても手間ですよね。
特にExcelはシートごとに設定が必要なため、生成したシートの数だけその手間が発生します。
そのような場合、アプリの起動時に指定のフォントが選択されるように設定することで、この手間を省くことができます。
本記事ではアプリ毎の手順をご紹介しますので、お使いのアプリに合わせて設定してみてください。
Wordの場合
- 「ホーム」タブにある「フォント」の右下のマークをクリックします。
- 「日本語用のフォント」のドロップダウンリストから使用するフォントを選択します。
※英数字用フォントやサイズは任意で設定してください - [規定に設定]ボタンをクリックします。
- [Normal.dotm テンプレートを使用したすべての文書]ラジオボタンをオンにします。
- [OK]ボタンをクリックします。
目次へ戻る
Excelの場合
- [ファイル]タブをクリック
- [オプション]をクリックします。
- [全般]→「新しいブックの作成時」にある「次を既定フォントとして使用」のドロップダウンリストから使用するフォントを選択します。
※フォントサイズなどは任意で設定してください。 - [OK]をクリックします。
目次へ戻る
Power Pointの場合
Power Pointは、フォントを固定する設定がありません。
その代わり、設定した内容をテンプレートとして保持する機能があります。
決まったフォントを常時使用する場合は、
Power Pointを起動する際に作成したテンプレートを開いてフォント設定の手間を省きます。
テンプレート作成方法は下記をご参照ください。
- [表示]タブ→[スライドマスター]をクリックします。
- 「背景」→「フォント」をクリックします。
- [フォントのカスタマイズ]をクリックします。
- 使用するフォントを選択します。
- 任意で名前を入力します。
ここでは例として、[sample]と入力しています。 - [保存]ボタンをクリックします。
- [マスター表示を閉じる]をクリックします。
- [ファイル]をクリックします。
- [名前をつけて保存]をクリックします(または[F12]キーを押下)。
- 保存先にて[参照]を選択します。
- [Office のカスタムテンプレート]をダブルクリックします。
テンプレート名を入力します。
ここでは例として、[sample-temp]と入力しています。 - ファイルの種類は[Power Point テンプレート(*.potx)]を選択します。
- [保存]ボタンをクリックします。
- 次回以降、Power Point起動時に保存したテンプレートを選択します。
目次へ戻る
Outlookの場合
- [ファイル]タブをクリックします。
- [オプション]をクリックします。
- [メール]をクリックします。
- 「メッセージの作成」の[ひな形およびフォント]をクリックします。
- 「新しいメッセージ」の[文字書式]をクリックします。
- フォントを選択します。
ここでは例として、[Meiryo UI]を選択します。
フォントサイズや色は任意で設定してください。 - [OK]ボタンをクリックします。
- 必要に応じて「返信/転送メッセージ」「テキスト形式のメッセージの作成と読み込み」の「文字書式」を設定します。
- 設定が終わったら、[OK]ボタンをクリックします。
- [OK]ボタンをクリックします。
- 新しいメールを開き、フォントが固定されたことを確認ください。
急いでメールを送りたいときや、資料を作成しなければならないときほど、こういった些細な動作を省略できることは、効率化を図ることもできるので、とても便利ですよね。
皆さんの日々のオフィスライフにお役立ちできますように・・・。
コメント