Excelのセル内に意図せず不要な改行が入ってしまっていることで、正しくデータの集計ができない等のトラブルになる場合があります。
そのような場合、不要な改行を削除する、または改行の代わりにスペースを使用することで、トラブルに対処することができます。
この記事では、セル内の改行を検索する方法を2つご紹介します。
Excelではセル内改行する方法
Excelではセル内で改行する時は[Alt]キーを押しながら[Enter]で改行できます。
macOSの場合は[Option]キーを押しながら「Return」キーを押します。
検索と置換ダイアログボックスで検索する方法
- [ホーム]タブの[検索と選択]を選択します。
※ショートカットキー「Ctrl] + [F]を押すと同じ操作ができます。 - [検索]を選択して[検索と置換]ダイアログボックスを表示されます。
- 「検索する文字列」のテキストボックスを選択し、[Ctrl] +[J]を押します。
※ [Ctrl] +[J]は改行コードのショートカットキーです。 - [すべて検索]ボタンを押します。
FIND関数とCHAR関数を組み合わせて 改行を検索する方法
FIND関数とCHAR関数を使用して、セル内の改行の位置を検索する方法です。
※改行が対象セルの何文字目にあるかを確認することができます。
- 空白セルを選択します。
- FIND関数とCHAR関数を入力します。
例:『=FIND(CHAR(10),A1)』を入力します。「FIND(検索文字列, 対象, 開始位置)」という形式で使用します。
※ FIND関数は、指定した文字列を検索し、その文字列が最初に現れる位置を返します。
CHAR関数は引数で指定された文字を返します。「CHAR(10)」は改行を意味します。 - [Enter]キーを押します。
D1セルに「5」という結果が表示されます。
A1セルの改行の位置が4文字目であることを表しています。
今回は、Excelのセル内の改行を検索する方法を2つご紹介しました。
今後の業務に役立てていただければと思います。
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